妖精さん、いらっしゃい

ピーター、ハムスターでしょ。ぼく人間だもの。ヒューマンとしてこの世に生きてる妖精さんにぶち抜かれている結構大人

さくらガール

ピンクのカラーの似合う、女の子のような容姿を持つ綺麗な妖精さんがとうとう大きな羽を広げて羽ばたいていきました。

 

さくらガールはずっと彼の側にいたのですけど、それが彼自身だと私が気がついたのはWORLDISTAが終わった頃でしょうか。

 

彼は育った世界をとても愛していました。整った環境、優しい仲間、そして彼を愛してくれるたくさんの人たち。彼は全てを守りたかった。自分が矢面にたつことになっても、仲間のためなら平気でした。それを自分の宿命だと思い、たくさんの傷を負いながらも、今まで頑張ってきていたのです。

敵は彼を傷つけようと毎日つきまといます。まっすぐな彼に平気で嘘をつき、彼を裏切る敵がたくさんいます。誰も守ってくれない、仲間以外は。

彼はいつも何かと戦っていました。

 

だんだん彼は外の世界に憧れを抱き始めます。

今の世界では叶えられない夢、何度も諦めようとしたけど、諦められなかった夢がそこにある。

 

彼は気がつきます。

今いる環境は、彼にとっては自由のない世界。

優しい世界は、彼を縛り、あるべき姿を強要します。

 

彼は決意しました。

愛してくれた人たちの気持ちを蔑ろにすることになってしまっても、

信頼してくれた仲間と決別することになっても、彼は重い十字架を背負うことを覚悟しました。宿命と思っていたこと自ら否定することは、どんなにか辛い選択になるか、優しい彼にはわかっています。

真実は当事者にしかわからない。自分だけが知っていればいいこと。

きっと言い訳はしないでしょう。

 

 

新しい世界にも敵はたくさんいます。

もしかしたら、育ててくれた世界が敵になってしまうかもしれません。

彼はたった一人で立ち向かうのです。

 

 

退所後の個人での会見、文章で済ませてもいいのに、敢えて彼は自分の言葉で語る会見を選びました。

彼らしいなと思います。

これからもずっと変わらないよ。と、心配している私たちに優しいメッセージを込めて。嬉しかったよ。

 

 

さくらのような君でした。

 

今までそこを去っていった人たちに歌っていたのに、今度は自分の歌になってしまったね。

 

 

でも、私はこれは終わりではなく、新たな始まりだと思います。

新しい船出を私は祝福したい。

おめでとう

手越祐也さん

あなたに幸せが訪れますように。

 

大好きだよ